2016/01/14
今年も初詣は「大雄山最乗寺」へ行って来ました。ここのところ毎年「最乗寺」へ行きますが、その理由は「最乗寺」の厳かな雰囲気が正月の初詣にぴったりだからです。
最初の階段を昇り始めると、すぐその雰囲気が圧倒してきます。ピンと張り詰めた周囲の空気も何とも言えず好きです。
仁王門という入口からはかなり時間がかかるため、いつも途中までバスかタクシーを使います。今回もタクシーで土産物屋が並んでいる茶屋まで行きました。
さあ、では最乗寺を私が撮った写真とともにご案内します。
その前に少し「最乗寺」の説明を少しいたします。この説明は「最乗寺」の公式HPで説明されていますので、良かったら公式HPをご覧ください。
HPからの引用です。
『大雄山最乗寺は、曹洞宗に属し全国に4千余りの門流をもつ寺である。
御本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)、脇侍仏(わきじぶつ)として文殊、普賢の両菩薩を奉安し、日夜国土安穏(こくどあんのん)万民富楽を祈ると共に、真人打出の修行専門道場である。
開創以来6百年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶ。』
とあります。
また、別の資料やHPには
『応永元年(1394)に開山とありますから、既に620年以上たっているわけです。参拝した誰でもが驚く人の背丈より高い重さ3.8トンという巨大な鉄下駄をはじめ大小さまざまの鉄下駄があります。参道には樹齢400~500年の杉が立ち並び凛とした空気が漂います。天狗伝説でも有名で、了庵慧明禅師の弟子である道了という方が、寺の建築にあたり尽力したが、了庵慧明禅師が死んだあと天狗となって飛び去ったという伝説があります。以来寺の守護神として祀られています。』
とあります。
では、まずは三門と言われる門からです。
三門の手前の階段です。趣があると思いませんか?
これが三門です。立派な門です。
三門を過ぎると更に階段と両側に樹齢何百年という杉木立があります。この杉木立の小道を行くと正月気分もあって厳粛な気持ちになります。
ここは瑠璃門と言われる門です。ここを入ると正面に書院と本堂が見えてきます。
ここは書院と言われるところです。本堂はこの左にあるのですが、写真を撮り忘れました。
「大雄山最乗寺」の全景はこんな感じになっています。かなり広いですね。東京ドームにしたら、何個分でしょうか?野球場が幾つも入るでしょう!
大香炉の前には人だかりが...
この煙を悪い所に当てると良くなると言って皆さん頭や腰や膝に煙を当てていました。私は膝に当てましたが、この後膝がとんでもない事になりました。
本堂です。誰でも靴を脱げば本堂に上がる事ができます。私もここに上がり、賽銭を上げ「商売繁盛」と「受験合格」を祈願しました。さあ、効き目はいかに?
鐘鼓楼という鐘を突くところです。ここは誰でも鐘を突く事ができ、大人から子供まで鐘を突いていました。
天狗の下駄です。鉄でできていて、履く事はできるのですが、重くてとても歩く事は不可能です。小さいやつで何とか歩けるかなという重さです。重いやつは数十キロあります。
これは何トンでしょうか?
結界門を過ぎると御真殿へ上がる長い階段があります。このくらいなら何とかなります。
ここが御真殿です。
さあ、次はいよいよ最終目的かつ最難関の奥の院です。
この奥の院まで続く階段は全部で320段あるそうです。誰かが言ってました。私は数えていませんが、たぶん正しいのだろうと思います。相当きついです。
こちらが大天狗です。
こちらが小天狗です。
階段はまだまだ続きます。脚が大変ことになってきました。
やっと奥の院に着きました。ここまで上がってくるの大汗をかいてしまいました。膝ががくがくです、笑っています。
奥の院で御神籤を引いて見ました。いつもここで御神籤を引いています。恒例です。
なんと“大吉”でした。これは今年は私の年になるのか?期待が持てます。この御神籤に気をよくして奥の院を後にします。
帰りは下りだけに少しは脚が楽です。それでも膝に来ます。
参道にはこのように出店がありますが、正月だけのようです。普段はないようです。
以上、最乗寺レポートでした。
情報
名称 | 大雄山最乗寺 |
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場所 | 神奈川県南足柄市 大雄町1157 |
連絡先 | 0465-74-3121 |
交通アクセス | 電車でお越しの場合: 小田原駅→大雄山駅(大雄山線21分) 大雄山駅→道了尊(バス10分) お車でお越しの場合: 【駐車場】 |
ホームページ | http://www.daiyuuzan.or.jp/ |
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