2016/01/25
皆さん、こんにちは。今日は始めて通訳案内士の方がガイドしてくれました。ツアー会社は「Explore Hakone」で、ガイドは金子森さんという方です。金子さんのおかげで素晴らしい1日を過ごせました。
富士箱根伊豆を紹介するサイトですが、初めて箱根に行きました。お待たせしました。
先ずはガイドさんを紹介させていただきます。金子森さんは箱根生まれ育ちな地元の人です。カリフォルニアの大学に通って英語を専攻して、英語がペラペラに話せます。外国人にとって、この英語が話せる人が少ない国に旅行するには、金子さんみたいなガイドが必要です。
金子さんと小田原駅で待ち合わせしました。小田原駅以外は三島駅と箱根湯本駅でも待ち合わせができます。
最初に行ったのは寄木細工のお店です。寄木細工は神奈川県3つの経済産業大臣指定伝統的工芸品の1つです(あと2つは鎌倉彫と小田原漆器)。
寄木細工の作り方や歴史について、金子さんが詳しく教えてくれました。寄木細工というのは、木材を組み合わせ、それぞれの色合いの違いを利用して模様を描く木工技術です。ここの商品はどちらも繊細に作られていました。
これは比較的にシンプルな寄木細工…
これがとても繊細なものです。
その後、お店の外の歴史がある道に行きました。昔、江戸から京都に行くには必ずこの道を通らなければなりませんでした。
江戸時代は、江戸と京都の間に東海道五十三次という53ヶ所の宿場がありました。起点は江戸の日本橋で終点は京都の三条大橋でした。旅の1番辛い道の1つはこの箱根の道でした。長い旅の上に箱根は山で上り坂が多かったです。しかし小田原と箱根の間に宿場がなかったので、旅人のためにこの畑宿という休憩所が作られました。今休憩所がなくなってしまったが、その道は昔のままに残っています。
それから甘酒茶屋に行きました。これは箱根関所に着く直前の休憩所です。江戸時代は4つの茶屋がありましたが、今はこれしか残っていません。
ここで有名な甘酒を1杯飲みました。とても甘くて、昔の旅人に重要なエネルギーを与えてくれました。お餅も美味しかったです。
その後、箱根に1番観光客が多い箱根神社に向かいました。神社の直ぐ隣は芦ノ湖です。
これは芦ノ湖の鳥居です。数少ない水の中の鳥居の1つです。まるで芦ノ湖の門みたいで凄く雄大です。
箱根神社は長い歴史があります。金子さんがこの神社の歴史と九頭竜に関しての民謡を教えてくれました。
手を洗ってお祈りをしました。
この木がパワースポットとして有名です。3人家族の神様が宿っている「安産杉」です。何人かの妊婦が木を触ったところを見かけました。
そしてお昼の時間です。芦ノ湖の近くの食事処でワカサギ定食を食べました。ワカサギはもともと北海道の海の魚でしたが、今は日本各地の湖に導入されました。このワカサギが芦ノ湖で釣ったもので、とても新鮮でした。山葵がかなり辛いけど、ワカサギとの相性が抜群でした。
ツアーの5ヶ所目は恩賜箱根公園です。昔は皇族の離宮でしたが、今は誰でも入れる都市公園です。
ここの展望台から見晴らしが別格です。富士山、外輪山、芦ノ湖、全部良く見えます。芦ノ湖の鳥居まで見えます。あいにくその日の天気が悪かったので、霧に包み込まれた芦ノ湖しか見えなかったです。
この写真は金子さんの写真です。天気が良い時こういう絶景が見えます。
公園の次は箱根関所でした。東海道五十三次の1ヶ所です。
金子さんの説明のおかげで、当時の生活についてもっと理解することができました。
関所で、「入鉄炮出女(いりでっぽでおんな)」という交通政策がありました。大名の謀反を警戒するために、幕府が大名に妻や娘を人質として江戸に提出させました。謀反するたには鉄砲を江戸に持ち込んで、家族を取り返す必要があるので、関所がこの2点について厳しくチェックしました。当時の人質は男装してまで関所を通ろうとしました。
これが関所の警備隊が使った武器です。
次はこの杉並木でした。幕府が元箱根と箱根関所を通った旅人のために植えてくれた防風林です。
それから金子さんがなんと実家に連れて行ってくれて、お茶を入れてくれました。家が日本伝統的な民家で、構造が面白かったです。
写真は洋風の客室です。ここで展示会を特定な時期に開きます。
もうちょっと奥に入ったら和風の部屋です。ツアーとしてガイドの実家に訪ねるのは滅多にないことですよね。
最後に、「豊栄荘」という静かな温泉旅館に行きました。
ここの露天風呂は川に凄く近いし、山も良く見えます。お風呂を入りながら自然を堪能できるのが最高です。ここは観光客が少ないので、30分以上温泉を独占することができました。
箱根のツアーは以上でした。凄く満足でした。簡単に言うと、箱根に生まれ育ったガイドさんが案内してくれるのが1番良いところなんです。ちゃんと各所の歴史を丁寧に説明してくれることはガイドとして一番重要なクオリティだと思います。ぜひ「Explore Hakone」のツアーに参加してみたらいかがですか?
徳勝より。
情報
名称 | Explore Hakone |
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連絡 | +81 80 2638 3731 |
ホームページ | https://explore-hakone.com/ |