神奈川県立生命の星・地球博物館は1万点以上の実物標本が展示されている模範的な自然史博物館であります。主に5つのエリア:「地球を考える」、「生命を考える」、「神奈川の自然を考える」、「自然との共生を考える」、「ジャンボブック」に分かれています。地球誕生から現在までの自然史はここで学ぶことができます。
今回は特別に許可をもらい、館内を撮影させていただきました。
先ずは「地球を考える」エリアから始まります。地球、海、大陸、大気形成の過程が説明されています。ここは岩石や鉱物の標本が多いです。
ここの一番の見所はこちらです。
マンドラビラいん石のかけらの1つです。マンドラビラいん石は発見されたいん石の中でも大きい方です。
綺麗な鉱物が沢山あります。
火山と地震地帯がLED灯で示されている地球儀。
成分が違う4つの崖。
次は「生命を考える」エリアです。生命の誕生から現存する生き物までの様々な情報があります。
アンモナイトの壁。
恐竜の化石の複製が沢山見られます。
哺乳類。
鳥類。
海獣。
霊長類。
ゾウとマンモス。
様々な昆虫。
その次は「神奈川の自然を考える」エリアです。神奈川の自然や生物について学ぶことができる県立博物館ならではの展示です。
相模湾の生物。
遠い昔の神奈川の海岸線。
最後は「自然との共生を考える」エリアです。人は自然にどのような影響を与えているのかが詳しく説明されています。
左:地球温暖化の説明文。
右:海洋汚染についての図の説明。
それで終わりと思ったら、もう1つの展示室がありました。「ジャンボブック」室は、巨大な百科事典の形をした展示があります。
「目次」です。
展示はこういう感じです。とてもセンスが良いと思いませんか?
観覧券が必要とされている展示は以上です。他に無料のエリアもあります。ミュージアムライブラリーは自然史の本が沢山ある上に、館内の学芸員達に質問を聞くこともできます。
SEISAミュージアムシアターは無料で入れます。映像内容によっては、英語や韓国語の字幕で映像を見ることができます。希望される方は、上映前に館内スタッフまでご連絡ください。
期間限定の特別展・企画展もありますので、再訪する価値があるはずです。
レポートは以上です。まさに博物館のあるべき姿と言っても良いくらいのクオリティです。英語の説明がとても限られていますが、凄まじい標本の数だけで外国の方もきっと楽しめると思います。科学好きな方なら一度見に行ってはいかがでしょうか。
徳勝より。
情報
名称 | 神奈川県立生命の星・地球博物館 |
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場所 | 〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499 |
連絡 | 0465-21-1515 |
営業時間 | 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
料金 |
20歳以上65歳未満(学生を除く) 520円 15歳以上20歳未満・学生(中学生・高校生を除く) 300円 高校生・65歳以上 100円 中学生以下 無料 | アクセス | 箱根登山鉄道 「入生田(いりうだ)」駅から徒歩3分。 |
ホームページ | nh.kanagawa-museum.jp |
*お出かけ、ご利用の際は、事前に最新情報をご確認ください。
*この記事は海外からの研修生が書いた文章をそのまま表示しています。文法のミスや誤字脱字等ありますが、ご了承ください。