2014/02/20
今年も家族で大雄山最乗寺へ初詣に出かけました。この最乗寺は車で30分ほどのところにあり、我が家では毎年恒例となっています。 今回はこの初詣の様子をリポートいたします。 この最乗寺を公式HPで調べて見ると以下のように紹介されています。『大雄山最乗寺は、曹洞宗に属し全国に4千余りの門流をもつ寺である。ご本尊は釈迦牟尼仏、脇侍仏として文殊、普賢の両菩薩を奉安し、日夜国土安穏万民富楽を祈ると共に、真人打出の修行専門道場である。開創以来6百年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶ。』とあります。 難しいことは分かりませんが、いつ行っても“神秘的な”という言葉がぴったりする所であり、“心が落ち着く所”でもあります。 最近では一部で“パワースポット”とも言われているようです。 今回は最寄駅からのアクセスも含めてレポートします。
伊豆箱根鉄道大雄山線の大雄山駅です。 お正月の初詣では参拝客の車で道路は混雑するのと、元日、2日、3日は自家用車の規制があり参道の駐車場まで車では入れませんので多くの人が鉄道を利用するようです。 この日も電車が到着すると多くの参拝客が出てきました。 私たちは地元でもあるので、家から車で来て近所の有料駐車場を利用しましたが、離れたところに専用の無料駐車場もあり、そこからシャトルバスも出ているようです。 電車利用の場合、大雄山線を使いますが、小田原駅からで20分ほどで大雄山駅、そこから最乗寺までバスで約10分です。 車ですと東名大井松田インターから最乗寺まで約20分、小田原厚木線小田原東インターから約30分です。普段は250台分の無料駐車場がありますが、3日までは交通規制されています。
駅前の大雄山最乗寺行きのバス乗り場です。このバスで10分ほどかかります。料金は片道260円です。
道の両側には土産物屋が3~4店舗あります。帰りにこの内の1店で甘酒をいただきました。
バスを降りてから参道を行くと最初に現れたのは、周りを大きな杉に囲まれ、参道に立つ三門(山門)です。 実は仁王門というのがこれより下にあり、バスでは通り過ぎてしまいます。見たい人は駅から歩くか、バスを途中下車しなければなりません。
参道です。このように参道の両側には樹齢500年以上の大きな杉並木がうっそうと茂っております、県の天然記念物に指定されております。 この他にも1万本の紫陽花が参道の両側に植えられており、「あじさい参道」と呼ばれているそうです。当然見ごろは6月~7月ですね。
また、参道の両側にはこのように記念碑がいくつもあります。 この碑には日時、名前、金額が彫られており寄付を記念して立てられたものだと思います。 何かの行事(イベント)の時、あるいは最乗寺改修の折などに寄付した方々が大勢いらしたのですね。
さらに参道は続きます。 大勢の方々がこうして本殿、真殿、奥の院を目指します。
本殿の前の瑠璃門への上がり口の階段です。 ここ最乗寺はとにかく階段が多いのです。
瑠璃門です。ここをくぐるとようやく本殿です。 この瑠璃門は、秋には見事な紅葉を楽しむことができ、カメラスポットとして有名だそうです。
書院です。なんか本殿より立派に見えるのは私だけでしょうか?
本殿(本堂)です。 ご本尊は釈迦牟尼仏、脇侍は文殊菩薩と普賢菩薩です。日夜、国土安穏が祈念され、朝晩の勤行や山主さんが修行僧に説法を行っているそうです。
本殿に向かって右側にあるのが総受付(白雲閣)です。 ここから私たちは本殿にお参りせずに左手奥の参道を経て奥の院を目指します。
これは本殿の前にある光明亭です。
これは大香炉と言います。 私たちも無病息災を願って一つ購入。
鐘楼です。ここは誰でも鐘が突けるとあって大勢の方が並んで順番を待っていました。
多宝塔です。
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