2016/12/19
坂東三十三観音の五番札所として有名な飯泉山勝福寺(通称、飯泉観音)では、関東地方で一番早くだるま市が開かれます。境内には数多くのだるまを売る店の軒が並び、商売繁盛・家内安全を願う家族連れで賑わいます。
勝福寺に着いたら、まるで普段のまつりのように、色々なスナックを売っている露店ばかりがありました。それでも、お寺に近づくほど、だるまが並んでいる店が増えていきました。 赤い頭をしただるまという人形は目がなく、白目だけがありましたので、ちょっと怖そうに見えました。 だるまは通常目が入ってない状態で売られているのは、何らかの祈願を行い、祈願が叶うと目を書き入れるという習慣があるからです。そして、だるまがいつしか融合し、倒しても何度でも起き上がってくるという事で七転八起の意味もあるとして無病息災や家内安全、その他を祈願するという意味の縁起物となっただるまが出来上がったのです。私はもうすぐポーランドに帰りますので荷物が重過ぎないように、だるまを買いませんでしたけど、ほかのお客さんを観察していました。売り手はだるまをお客さんに渡す時、威勢のいい掛け声を出しながら、手拍子をし、火打ち石をカチカチと鳴らし、だるまに魂を吹き込むのでした。
だるま市が行われていない日にも勝福寺見る価値があると思います。お寺の外と中も飾りが豊富なのでとても印象的でした。また、だるま市の日に、お寺の中で僧侶は次々とだるまを手に掴み、何か特別な儀式を行っていました。よかったのは、お寺の中で写真は禁止されませんでしたので、何枚か写真を撮ることができました。お寺の後ろに行ったら、暖炉で燃えるだるまが見えました。実は、年末になったら、不幸を避けるため、古いだるまは燃やされます
まとめ
飯泉観音だるま市に参加したおかげで、日本文化について新しい情報を知ることができました。皆さんはお正月の時、日本に来たいなら、是非だるま市に行ってください!地域に関わらず、全国のお寺でだるま市が行われていますので、どこに行っても、だるま市を見られます!
Weronika Golubska
情報
名称 | 飯泉観音だるま市 |
---|---|
場所 | 飯泉山勝福寺 |
連絡 | 0465-47-3413 |
料金 | - |
営業時間 | 毎年12月17日,18日 |
アクセス | 小田原駅から新松田・下曽我駅行きバス「飯泉橋」下車徒歩10分 |
ホームページ | http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/event/DEC/darumaichi.html |
*お出かけ、ご利用の際は、事前に最新情報をご確認ください。
*この記事は海外からの研修生が書いた文章をそのまま表示しています。文法のミスや誤字脱字等ありますが、ご了承ください。