2014/01/07
初詣は、全国約1,300社ある浅間神社の総本宮、富士山本宮浅間大社に行って来ました。
行きは、東名高速道路の横浜町田インターチェンジから入り、約2時間ほどのドライブでした。
サービスエリア
御殿場を過ぎてから新東名に入り、途中、サービスエリアNEOPASA(ネオパーサ)駿河湾沼津(下方面)に立ち寄りました。
この駿河湾沼津(下方面)では、高台になっている海側テラスから駿河湾を一望できます。
室内側のレストランで食事をしながら景色を眺めたり、コーヒーショップや売店で手にした飲み物や食べ物を片手に外のテラスでゆったりと過ごす事も出来ます。
とても眺めの良い所ですので、タイミングが合えば、ぜひ立ち寄って駿河湾が一望できるオーシャンビューを満喫してください。
商店街
新東名のサービスエリアを後に、富士山本宮浅間大社まで一気に走り抜けました。新東名の新富士IC料金所を出て、そのまま西富士道路に入り、20分ほどで到着です。
西富士道路終点の看板から、そのまま一般道になり、小泉若宮、中小泉、の各交差点を経由し、「東高前」交差点で左折します。
左折して100メートルほどで、サークルKのある交差点をすぐに右折し、後は、76号線を道なりに真っすぐ進むと「浅間大社前」の交差点に到着します。
今回は、「浅間大社前」の交差点手前で臨時駐車場の案内があったので、そちらに駐車することにしました。浅間大社隣接の駐車場は混雑すると思い、すこし離れた場所にある臨時駐車場を選びましたが、これが正解。趣のある商店街と出会えたからです。
メインの商店街は、76号線沿いですが、一本裏にある商店街も昭和の雰囲気があり、私は好きです。
おもちゃ屋さん、衣料店、お茶屋さん、酒屋、喫茶店、ギャラリー、呉服屋さん、電気屋さん、八百屋、靴屋さん、はんこ屋さん、楽器屋さん、などなど、年始でお休みの店が多かったのですが、普段の日にぜひとも再来したいと思います。
後にネットで調べたら、富士宮商店街連盟のホームページにて、6つの商店街が紹介されていました。
富士宮商店街の各店舗を紹介する、まちなかガイドもダウンロードできますので、地図を片手に、ぜひ行ってみてくださいね。
私は思いつきでさっさと行動に移してしまうタイプなのですが、見損なったお店の情報を後から知ると「事前に調べれば良かったなー」と少々反省の念も芽生えて来ました。
富士山本宮浅間大社
さて、メインの商店街を抜けていよいよ富士山本宮浅間大社に到着です。
浅間大社前交差点のすぐ側にある大灯篭のある鳥居から入ると、そこにはすぐにトイレとお土産屋「ここずらよ」があります。
お土産屋「ここずらよ」では、B級グルメ2年連続グランプリ受賞した「富士宮やきそば」をはじめ、甘酒、ソフトクリーム、地酒、お茶、お菓子、おみやげ品、特産品、などを扱っています。
鳥居をくぐり抜け、楼門、拝殿へと向かいます。
参道
鳥居から拝殿までは、左手側に第一駐車場、右手側にふれあい広場に挟まれた、およそ200メートルの参道を進んで行きます。
この参道に、出店(でみせ)が所狭しと出店していました。先に紹介した、富士宮やきそばをはじめ、バナナチョコ、じゃがバター、広島焼、トウモロコシ、焼き鳥、いちごあめ、スーパーボール、鶏もも、鮎の塩焼き、チキンステーキ、たこ焼き、綿菓子、などなど、見ているだけでも飽きない光景です。
出店(でみせ)「鮎の塩焼き」では、串刺しになった鮎を火鉢の周りに立て掛けている光景が珍しかったのか、外国人の方が、何度も、この光景をカメラにおさめていました。
鏡池、楼門
楼門手前の鏡池(一名眼鏡池)中央には、太鼓橋が架かっており、この太鼓橋の両側に広がる鏡池で、大きな鯉が優雅に泳いでいました。輪橋(そりはし)は、1915年(大正4年)の御即位記念として石造りに改められたそうです。
楼門は、写真からもわかるように大きくて立派な門です。楼門の大きさは、間口4間(約7.2m)、奥行2間半(約4.5m)、高さ6間半(約11.7m)の2階入母屋造(いりもやづくり)と案内されています。
随身像(ずいじんぞう)市指定有形文化財
楼門前の石段には、鉾立石が祀られており、明治初年まで行われていた4月と11月の大祭礼に山宮へ御神幸の際、神鉾(かみほこ)を立てた石だそうです。
拝殿
楼門をくぐり抜けると、境内の奥手側に拝殿が見えて来ます。拝殿は、本殿と同じく徳川家康公の寄造営によるものだそうです。建物全体が朱色で、あざやかな出で立ちの中にも深みのある落ち着いた風格があります。私は、ここで中央前列にあった御賽銭箱目がけ、お賽銭を投じ、家族の健康を願いました。御賽銭箱のすぐ横にあったおみくじをひくと「大吉」と出ました。新年早々幸先の良いスタートとなりました。
今回はじめて富士山本宮浅間大社での初詣で感じたのは、この地区全体が、心の和む雰囲気とおごそかさとが、とても良いバランスで同居していることです。大晦日は、もっと多くの人で賑わうのでしょうが、私が訪れた1月2日の午後の時間帯は、交通規制や参道で待たされることもなく、とてもスムーズに動けたことも印象に残ったひとつです。
昭和レトロな雰囲気やかつて買い出し商人の玄関口として賑わった歴史ある商店街は、私にはとても興味ある風情のある街の雰囲気として目に焼き付いていますし、参道の出店とは対照的に、境内に一歩は入ると空気がぴんと張りつめ、心地よい緊張感など、この街に立ち寄ったことで、何とも言えぬ感覚を呼び覚まして来れた思いがします。
残念ながら、本殿と社殿は、写真におさめることができませんでしたが、来年の初詣も再来できることを祈ってこの記事の筆を置く事にします。国宝または、国の重要文化財として指定されている本殿やその他の案内は、富士山本宮浅間大社の公式サイトをご参照ください。
基本情報
名称 | 富士山本宮浅間大社 |
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所在地 | 静岡県富士宮市宮町1-1 |
定休日 | — |
営業時間 | — |
料金 | — |
交通アクセス | 電車・バス: 新幹線 —–[ 新富士駅 ]—– バス —–[ 東海道本線 富士駅 ]—– 身延線 —–[ 富士宮駅 ] 車: 東名高速 —–[ 富士IC ]—– 西富士バイパス —–[ 富士山本宮浅間大社 ] |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
連絡先 | 富士山本宮浅間大社 TEL: 0544-27-2002 |
ホームページ | http://fuji-hongu.or.jp/sengen/ |
* お出かけ、ご利用の際は、事前に最新情報をご確認ください。