2014/02/16
日本の原風景が今、蘇る。
ここはかつて日本一美しい茅葺の集落でした。
西湖の西端に位置し、青木ヶ原樹海と富士山に囲まれた、自然の美しい場所にある復元集落です。根場地区は1966年の台風災害により甚大な被害の為、殆どの家屋が失われてしまいましたが、富士河口湖町の人々の手により、美しい茅葺屋根の集落が蘇りました。
里に足を踏み入れれば、昭和の時代にタイムスリップしたようです。ゆっくり腰かけて、とびっきりの富士を望むこころ癒される空間です。
20棟の茅葺き集落のほか、食事処、手作り体験や工芸作品の展示などを楽しむことができます。
いやしの里根場に着いた日は曇っていて、富士山が見えませんでしたが、秋の紅葉に囲まれた茅葺き屋根は美しい景色でした。ゆっくり集落を歩いていくと、かわいいハロウィーンのかぼちゃの飾りがたくさんありました。そして、目に入ったのは、「キコア」という植物でした。強いピンク色の植物は美しく密集して植えられていました。 そして、道に沿って幾つか水車があり、昔の日本の雰囲気を感じることができます。茅葺き屋根を外から見るだけでなく、それぞれの小屋にはほぼ入ることができました。初めに入ったのは「せせらぎ屋」でした。中に入ると、絵手紙を見たり川のせせらぎでのんびりできます。そして土・日曜を中心に地元の工芸家がザル作り実演をしてくれますよ。
続いて、「土あそび富士炉漫窯」に行きました。中には陶芸体験や幼児からできる素焼きの色づけ体験コーナーがあります。私は、陶芸のふくろうを作ることにしました。お兄さんに作り方を教えてもらって、自分で作品を作りました。
そして一番人気がある「火の見屋」の小屋に行きました。中には戦国時代以降の日本文化の一端を見ることができます。鎧や着物を着ての記念撮影スポットとして大人気です。2階は常設展の「戦国武将武展」が開催されています。私も、好きな模様と色の着物を選んで、お姉さんは私にこれを着せてくれました。小屋の近くにあるふじみ橋で写真をたくさん撮ってもらいました。
いろいろな体験をメインにしている小屋のほか、絵、工芸品、写真を展示する小屋もたくさん並んでいます。そのため、私のような芸術が好きな人にとって、素晴らしく見る価値のあるスポットでしょう。いやしの里を出たら、富士五湖の1つである西湖を見にいきました。しかし、写真がうまく撮れなかったのは霧が深くて曇っていたからです。
まとめ
いやしの里根場はユニークで大きな施設です。しかも全てのスポットが面白くて、全然退屈しないと思います。 それぞれの小屋に入ると昔にタイムスリップしたような気持ちになります。 外を歩くのも小屋の中に入るのも楽しく、ゆっくりとこの時間を楽しむのがお勧めです。 これから紅葉の季節になると違った風情が楽しめるでしょうね。富士五湖を周るついでに是非立ち寄ってください!
Weronika Golubska
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基本情報
名称 | 西湖いやしの里根場 |
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所在地 | 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2710 |
営業日・休日 | 営業時間:通常期3月〜11月 9:00〜17:00、12月〜2月 9:30〜16:30 休業日:12月〜2月のみ毎週水曜日休館 |
料金 | 有料 大人 350円 子供150円(20名以上は団体料金として50円引)、身障者大人150円、身障者子供50円 |
駐車場 | — |
連絡先 | 電話:0555-20-4677 |
交通アクセス | 河口湖駅よりレトロバス西湖・青木ヶ原線に乗り「農協前」または「西湖いやしの里根場」下車。または路線バス西湖民宿村行きに乗り「根場民宿」または「魚眠荘前」下車。 |
ホームページ | http://www.fujisan.ne.jp/iyashi/ |
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