2014/06/19
前回のレポートに引き続き、黒船祭として下田公園で行われた記念式典とパレードの様子をお伝えします。
記念式典
ペリー艦隊来航記念碑の少し先にあるのが、今回の記念式典の会場、下田公園です。下田公園に到着すると、公園入口の駐車場で、すでに楽団の演奏やパレードの練習が行われていました。
公園入口の坂道を登ると丘の上の広場が見えてきます。すでに来賓用のテントやイスが整然と並べられていて、報道関係のカメラやパレード用のオープンカーも準備されていました。
広場の献花台の両脇には、日米の楽団が両サイドに分かれ、交互に軽音楽を奏でています。
スーツ姿の来賓者をはじめ、白い軍服姿の水兵さんや、黒船が来航した当時を思わせるコスチュームを着た人など、多くの人々が集まっていました。
記念式典の開始時間になると、司会の方、通訳の方をはじめ、来賓の方々によるご挨拶にて、式典が進行して行きました。
来賓の方々には、米国大使館の公使、在日米海軍司令官、ニューポート市市長、静岡県知事、下田市市長、らが出席されていました。
献花のセレモニーでは、賛美歌の独唱の後、大使館、米海軍、外務省、自衛隊などの代表が記念碑に花輪をささげたり、米国から贈られた友好の木ハナミズキを記念植樹するなど、日米友好を象徴するセレモニーとして黒船祭を祝っていました。
また、上空からは、海上保安庁ヘリコプターによる祝賀飛行や航空自衛隊静浜基地によるT-7の展示飛行も行われました。
セレモニーで特に印象に残ったのは、透き通るような声で歌った賛美歌の独唱、日米の国歌演奏を相手国の国歌を演奏されていたことです。
パレード
約1時間の記念式典が終了すると、来賓の方々がパレード用のオープンカーや車両に乗り込み下田公園の入口に向かいました。
私も撮影をするためにパレードのスタート地点である下田公園入口の駐車場に向かいカメラを持って待ち構えることにしました。
しばらくすると、マーチングバンドの演奏がはじまり、来賓の方々が乗るオープンカー、ガールスカウト、ボーイスカウト、吹奏楽部、時代衣装を着た方々、などが次々に後に続きます。
パレードは、11時半に下田公園をスタートし、市内の商店街や目抜き通りを抜け裁判所近くのゴールまで、およそ1時間かけて行進します。
目抜き通りでのパレードは、身動きがとれないほどの多くの見物人でごった返していました。目抜き通りには、出店やイベントコーナーもあり、多くの人で賑わっていました。
パレードが終わると、その足で、次の取材地に向かいました。
イベント情報
イベント名 | 第75回 黒船祭 |
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イベント会場 | 静岡県下田市 |
所在地 | 静岡県下田市 |
イベント開催期間 | 2014年5月16日 (金)、17日 (土)、18日 (日) |
イベント参加費 | — |
連絡先 | 下田市観光協会 電話: 0558-22-1531 |
交通アクセス | 電車 東京から終点の伊豆急下田駅まで「特急踊り子号」で約3時間。車 東京駅から東名厚木 > 小田原 > 国道135号 > 河津 > 下田 伊豆の東海岸を眺望しながら (東名厚木ICより)約3時間30分。 * 黒船祭期間中、下田駅周辺は車の渋滞が予想されますのでご注意ください。 |
ホームページ | http://www.shimoda-city.info/kurofune.html |
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